院長の弱視について

当院の院長 本多は視覚障害があり、具体的には「中心視力はOKですが、視野が狭く(筒の穴から覗いているような状態)、鳥目(暗い場所では極端に視力が得にくくなる)」となっております。

慣れた院内での移動や施術を行う上では大きな支障はないものと認識しておりますが、時々、ものにつまづいたり患者さんを施術台へご誘導する際に私の手が患者さんのお体にあたってしまったりすることがあるかもしれません。

当方の動作はなるべくゆっくりめにして、接触してしまってもおけが等のないよう留意しておりますが、もし失礼がございましたら大変申し訳ありません。

外見上は視覚障害者という感じがあまりないので、「見えているような顔をして見えていない」場合が多いですが、会話や施術のやりとりの中で「何か反応がおかしいな?」「見えていないっぽいな?」とお思いになることがありましたらご指摘頂ければ幸いです。

 

*病名: 網膜色素変性症(両目とも)

*視野欠損率: 98% (コンタクトレンズをしておりますので中心視力は1.0弱ありますが、周辺視野が障害されている状態です)

*身体障害者手帳:視覚障害2級所持者 (外を歩く際は、白杖を使用しております)

*主な症状: 視野狭窄、夜盲症

※見え方のイメージとしてはこちら(日中)こちら(夜間)の動画のような感じです。

 

この疾患は進行性で現時点では治療法のない難病ということになっていますが、私自身カイロプラクティックの定期的なケアを受けていることで進行のスピードは同年代の同じ疾患の患者さんに比べかなり抑えられているものと感じております。

誰しも、お体に強いところと弱いところとあると思いますが、それらすべてがかけがえのない個性だと考えています。他の誰でもないその人だけのお体においてのベストコンディションをめざすために、カイロプラクティックと頭蓋骨調整をご活用頂きたいというのが施術家としての私の願い・理念です。

施術中、気になることやご不快なことがありましたらご遠慮なく何なりとお知らせ下さい。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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